センター試験の点数が微妙。志望校を変えずにそのままいくべきか

センター試験の点数が微妙。志望校を変えずにそのままいくべきか

センター試験おつかれさまでした。しかし、センター試験の点数が微妙で、志望校決めに迷っている方は、迷っている時間などありません。順調に点が取れたライバル達は、個別試験(2次試験)に向けて着々と勉強を進めています。センター試験で負けている状態で、残りの期間の勉強量まで負けてしまったら、勝ち目が薄くなってしまいます。

個別試験(2次試験)までは1ヵ月しかありません。1秒でも早く志望校を決めて、志望校の対策へと移ってください。もし、どうしても決められなくて困っている方は、次の判断基準を参考にしてみてください。

<判断基準>
その志望校・学部に「絶対に」行きたいかどうか

この問いに対して、

  • 「YES」と即答できる→ 志望校へGo!
  • 一瞬でも躊躇する → 志望校を変更

それぞれについて理由を説明します。

「YES」と即答できる場合

「YES」と即答できる場合は、迷わず志望校に突撃することをおススメします。志望校を変えてしまうと、将来後悔する可能性があります。

本当は違うことをやりたかったのに・・・
あのまま突っ込んでいれば、合格したかもしれない・・・

という思いを抱えたまま、一生を過ごすことになります。そんな後悔をするくらいなら、勝負にいくべきです。

もちろん、合格する保証はありません。浪人することになるかもしれません。しかし、一生後悔するよりも、1年間つらい思いをした方がマシです。

経済的に浪人できない人もいるかもしれません。しかし、浪人は自宅でやれば(宅浪すれば)、それほどお金はかかりません。また、大学に合格した後は、奨学金をもらうことができます。浪人のときにかかったお金は、将来稼いで親に返せばいいだけのことです。親と一度相談してみてください。親はいつまでも子供の味方です。「どうしても行きたいんだ!」という強い思いが伝われば、応援してくれるはずです。

一瞬でも躊躇する場合

その志望校・学部に絶対に行きたいかどうか。

この問いに、一瞬でも躊躇する場合は、志望校の変更をおススメします。一瞬とは1秒でも「う~ん、どうだろう?」と悩むことも含みます。躊躇するということは、その大学・学部にそこまで思い入れがないということです。おそらく、「その大学・学部でなくても、将来の夢が実現できる」もしくは、「将来やりたいことが明確に決まっていない」状態だと推察されます。

その状態で勝負するメリットはあまりありません。むしろ、デメリットの方が大きくなります。勝負するこということは、浪人の可能性もあるということです。浪人のデメリットは「お金がかかること」だけでなく、「社会に出るのが1年遅れること」もあります。1年間社会に出て働けば、知識や技術は身につくし、お金も入ってきます。その1年間を不意にすることになります。

世の中には数えきれないほどの職業があります。その志望校・学部に強いこだわりがなければ、他の志望校・学部に行っても、自分のやりたいことは実現できるはずです。

いずれにしても、早く決断を

いずれにしても、勝負するかしないかはすぐに決めてください。できれば、あと10秒以内に。悩んでいる余裕はありません。悩む時間が長引けば、勉強する時間が少なくなり、志望校を変更せざるを得なくなります。

自分の人生なので、自分で決めればいいんです。というよりも、決めることができるのは自分しかいません。

勝負する場合

もし、勝負するのであれば、最後の最後まで絶対にあきらめないでください。最後の最後というのは、個別試験(2次試験)の最後の科目の終了時間までです。悩んでいるということは、勝算があると直感的に感じているからです。最後の最後まで粘って、その勝算を現実のものにしてください。

勝負すると決めたら、ひたすら勉強してください。スマホを置いてください。テレビを消してください。とにかく勉強しまくってください。自分よりセンター試験で点数を取っている人達も必死で勉強しています。彼らよりも勉強量で勝ってください。勉強したところがたまたま出るかもしれません。勉強しなければ何も起きませんが、勉強すればそのような幸運を惹きつけることができるかもしれません。

ただし、睡眠時間はしっかりと確保してください。睡眠時間を削ってまで勉強すると、集中力が低下する、体調不良になりやすくなるなど、逆効果です。寝る、食べる、お風呂、トイレ以外の時間は徹底的に勉強してください。たかだか1ヵ月間の辛抱です。志望校合格を祈っています。

 

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