頭が働かないのは、疲れやすい体のせいかも
頭が働かないのは、疲れやすい体のせいかも
頭を働かせるためには、脳が重要。
ですが、「首から上」と「首から下」は当然つながっています。
つまり、頭を働かせたければ、「首から下」の存在を無視するわけにはいきません。
もっと言えば、「首から上」にも、「脳」以外の「目」などもあります。
つまり、「頭の働き」と「体全体」は密接に関わっています。
体が疲れていれば、頭も働いてくれません。
「頭をもっと働かせたい!」と思うのであれば、「疲れにくい体」を作ることをおススメします。
体幹を鍛えよう!
疲れにくい体を作るためには、「体幹を鍛えること」がおススメです。
でも、「体幹」って一体何なんでしょうか?
ダイエット本やトレーニング本などでよく出てくるキーワードですが、意外と定義はあいまいなんです。
「体幹の強い人は、片足1本で立ってもぐらつかない」
そんなイメージです。この記事の中での「体幹」はこのような意味合いで使っていきます。
つまり、体幹を鍛えるといっても、筋肉ムキムキな体を目指すわけではありません。「自分の体をしっかり支えるだけの筋肉を鍛えよう!」というだけのことです。
当たり前のことなんですが、この当たり前が意外と難しい。
自分の体を支えられずにぐらついてしまう人は、必然的に体が疲れやすくなります。
ボーリング球を首に乗せながら生活している?
頭の重さは、5~6kg程度と言われています。ボーリング球の12ポンド程度の重さです。
常にボーリング球を首から上に乗せて生活しているようなもの。
首から下がグラグラしていれば、頭もグラグラしてしまう。
ボーリング球が首から上でグラグラしていれば、それを支えるために余計な体力を使うことになります。
疲れるだけでなく、肩こりや腰痛などにもつながります。
まずは「片足1本立ち」からチャレンジしよう!
体幹を鍛える方法は色々ありますが、まずは「片足1本立ち」から始めることをおススメします。
やり方は簡単。ただ片足で立つだけ。時間は1分くらいがおススメです。(目を閉じると少しハードルが上がります。)
少なからずダイエット効果もありますので、痩せたい人には一石二鳥。
体幹を鍛えることのメリットは、体を疲れにくくするだけではありません。
体を制御しやすくなるので、スポーツでの運動能力も向上します。肩こりや腰痛の軽減にもつながります。
体幹を鍛える方法は他にもたくさんあるので、興味のある方は書店やネットで探してみてください。
体の前側を伸ばそう!
「体の前側」を伸ばすことも重要です。
私達の目は、前しか見えません。そのため、体より前の世界を中心に活動することになります。
そして、どんどん体が前のめりになっていく。
スマホが良い例です。
スマホを見れば、頭が前に垂れる。
それにともなって肩が前に出る。
背中も引きずられて前に出る。(つまり、猫背になる)
首や肩、腰などに余計な負担がかかることになります。
放っておけば体がどんどん前のめりになっていきます。(腰の曲がったお年寄りの姿に近づいていく。)
この悪循環を断ち切る方法の1つは、「体の前側」をしっかり伸ばすことです。
両手をおもいっきり広げて深呼吸しよう!
おススメなのが「両手をおもいっきり広げて深呼吸すること」です。
両手を広げるときに息を吸って、手を戻すときに息を吐くだけ。
ぜひ、実際にやってみてください。
胸やお腹など、体の前側が伸びるのを感じるはずです。普通に生活していると、なかなか伸びる機会はありません。
両手を広げて深呼吸するだけ。
「疲れ気味だな・・・」
「頭が働かないな・・・」
そんなときにお試しください。
「食欲」をコントロールしよう!
「食欲」が一番厄介かもしれません。
「食べ過ぎ」や「飲みすぎ」は内臓に強い負担をかけます。当然、体は疲れやすくなります。眠くなり頭が働かなくなります。
暴飲暴食をやめればいいだけなのですが、なかなかそうはいきません。
生きるために自然と「食欲」が湧いてきますし、楽しむためやストレス解消のためにも「食」を求めてしまいます。
自分ルールを1つ作って、それを守りきろう!
食欲をコントロール方法は色々あります。ですが、色んなことに手を出すと、全てが中途半端になる可能性があります。
そこで、おススメなのが、「自分ルールを『1つだけ』作って、絶対にそれを守ること」です。
例えば、
- 間食をしない
- 夜9時以降は食べない
- 腹八分目にする
- ジュース類を飲まない
- 月曜日は野菜メインにする
など。
1つルールを決めたら、何が何でも守る。
不思議なもので1つのルールを守り続けると、「食」全体に気を遣えるようになります。
つまり、1つのルールを守り続けることで、「食欲」をコントロールしやすくなります。
ただし、ルールを破ってしまうと逆効果。我慢していた分の「食欲」が倍になって襲いかかってきます。いわゆるリバウンド。
「我慢するのがそこまで苦痛でないもの」、「ずっと続けられそうなもの」をルールにすることが重要です。
まとめ
疲れにくい体を作るためには、
- 片足1本立ちで、体幹を鍛えること
- 両手を広げて深呼吸して、体の前側を伸ばすこと
- 自分ルールを守って、食欲をコントロールすること
がおススメです。
頭と体は密接な関係にあります。
頭を働かせたければ、体を疲れさせないことが重要です。