受験科目などを調べて、勉強プランを立てよう!

受験科目などを調べて、勉強プランを立てよう!

国公立大学

やりたいことが決まると、志望大学も自然と決まってきます。しかし、いきなり勉強を始めてはいけません。

志望大学に合格するためには、膨大な量の勉強をする必要があります。一方、受験までに使える時間は限られています。「受験科目・配点・合格最低点・合格平均点」などを調べて、効率良く勉強していくことが合格の近道です。

夢を実現できる大学を探す

 

「心の底からやりたいこと」が見つかったら、夢を実現できる大学を探しましょう。自分で調べることが大切です。すぐに先生に頼ってはいけません。自分で調べることによって、大学への興味が深まり、勉強のやる気が高まります。

また、学校の先生は大学の情報について詳しいのですが、すべてを知っているわけではありません。それに、担任の生徒を何十名とかかえていますので、生徒1人に使える時間は限られています。自分の人生を決めることなので、まず自分で調べましょう。ネットや本などを使えば、簡単に調べることができます。調べたあとに先生に相談するようにしてください。

勉強プランを立てよう!

志望大学が決まっても、まだ、勉強に取りかかってはいけません。まず、志望大学の「受験科目・配点・合格最低点・合格平均点を調べてください。勉強のプランを考える上で一番重要な情報になります。

例えば、「名古屋大学 農学部 応用生命科学学科」を目指す場合を考えてみます。国公立大学の試験は「センター試験」と「個別試験」があり、その合計点で合否が決まります。

名古屋大学 農学部 配点など

(名古屋大学 農学部 応用生命科学学科 平成30年度)

 

◆配点に注目すると・・・

上の表をみてください。満点は2300点です。そのうち、理科だけで800点もあります。すなわち、合格するためには、理科の勉強時間を増やした方が良いということです。

それに比べて、社会は100点しかありません。社会の勉強時間は減らした方が良いということです。

 

◆合格最低点に注目すると・・・

次に、合格最低点を見てください。満点2300点に対し、1477点をとれば合格することができます。約65%とれば合格です。たった65%で合格することができます。65%を狙うのと、90%を狙うのでは勉強プランが全く異なります。

また、トータルで65%をとれば良いので、数学が60%だったとしても、英語で70%をとれば合格することができます。「苦手な科目を得意な科目でカバーする」という作戦も立てることができます。

 

◆ただし、合格最低点を目指してはいけない

問題が簡単な年もあれば、難しいときもあります。また、試験当日の調子によって点数も上下します。合格最低点を目指すことは、ギャンブルと同じようなものです。

合格平均点以上」を狙うことをおススメします。上の例の場合、合格平均点は1556点、合格最低点は1477点、その差は79点です。これだけ余分に点数をとることができれば、試験当日の調子が多少悪くても合格することができます。

当然、その分の勉強量は増えてしまいます。しかし、受験は一発勝負です。できるだけ合格の可能性を高くしておく必要があります。

 

◆まずは情報を入手しよう

このように、志望大学の受験科目・配点・合格最低点・合格平均点がわかると、勉強プランを立てやすくなります。これらの情報は大学によっても異なりますし、同じ大学でも学部によって異なります。志望大学が決まったら、すぐに入手してください。

 

 

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