1日断食をやってみたら、想像以上の効果があった!

1日断食をやってみたら、想像以上の効果があった!


 
断食が体に良いらしい

そんな噂を聞き、「1日断食」にチャレンジすることに。

 
実は、今まで何回かチャレンジしたことがあります。

でも、いつも途中で心が折れてしまうんです・・・

 
昼くらいに限界を迎え、「一口だけ」と何かを食べたら最後。もう止まりません。

 
今度こそはやりきってやる!

そう決意し、人生で初めて「1日断食」に成功しました。

どんな効果があった?

どんな効果があったかというと・・・

 
想像以上に効果がありました。

1日で体重が2キロ減る

まず、1日で体重が2キロ減りました。体が軽くなりました。

ただ、こんなに早く脂肪が燃焼されるとは思えないので、体の中の不純物などが排出されたのだと思います。(デトックス?)

ネットなどを調べると、普通の人は1キロくらい減らしいです。私の場合、若干多く減ったようです。

五感が鋭くなる

あと、五感が鋭くなりました。とくに、味覚と嗅覚。

断食後の食事は衝撃的でした。後ほど詳しく紹介します。

その他の効果は後ほど

こんな感じで断食には想像以上の効果がありました。その他の効果は後ほど紹介します。

こんな感じで、この記事では、

  • 断食してどんな効果があったのか?
  • 断食したときの状況
  • 断食で挫折しないコツ

などを紹介します。

そもそも、断食とは?

断食とは、その字が示す通り「食を断つこと」。

ですが、断食には色々種類があります。

ご飯だけ?それとも水も?

断食には色んなバリエーションがあります。

大きく分けると次の3パターン。

 
【断食1】
ご飯:×
水 :×

 
【断食2】
ご飯:×
水 :〇

 
【断食3】
ご飯:△
水 :△
(必要最低限のみ摂取)

 
一番過酷なのは「断食1」。というより、若干、体に悪影響(?)がありそうな気もします。

断食の効果を最大限引き出せそうなのが「断食3」。「ご飯」も「水」もとるのでなんか健康そう。でも、それなりの専門知識が必要だと思われます。

 
私は断食ド素人なので、「断食3」を選択することはできません。かといって「断食1」にチャレンジする勇気もない。

そこで、今回は2番目の「ご飯は食べないけど、水は飲む断食」にチャレンジすることにしました。

日数は?

日数も色々あるようで、半日断食もあれば、1週間以上の断食もあるようです。

長期間をやりきる自信がないので、今回は「1日断食」にしました。

断食の効果とは?

先ほど少し説明しましたが、断食には色んな効果があります。

食べなければ体重も減っていくので、当然「ダイエット効果」があります。

 
ですが、断食の効果は「ダイエット効果」だけではないようです。

消化器官に使っていたエネルギ-を他の所に使えるようになり、
 

  • 免疫力がUPする
  • 脳が活性化される
  • 五感が研ぎ澄まされる

などの効果が得られるようです。

 
ただ、これらは実際にやってみないと実感できません。

そこで、実際に「1日断食」にチャレンジすることにしました。

「1日断食」にチャレンジした結果

1日断食にチャレンジした様子を時系列で説明していきます。

朝起きて(7時くらい)

「体がなんか重いな・・・」

朝起きて感じたことです。

私はもともと太りやすい体質なので、油断するとあっという間に体重が増えてしまいます。

「このままではヤバイ!なんとかせねば」

と危機感を感じたことがきっかけです。

 
また、年齢を重ねるにつれて「疲れやすい体」になっていることを日頃から感じていました。

 
そこで思い出したのが「断食」です。

 
この日は休みでした。

「断食をすれば痩せるし、体も元気になるはず。部屋の掃除ついでに自分の体も掃除しよう!」

そんな動機で「1日断食」を始めました。

昼前にいきなりピンチが・・・(11時くらい)

「お腹すいた・・・」

昼前にいきなりピンチがやってきました。

普段は朝食を必ず食べます。昼飯もほぼ毎日食べます。

 
正直、この時点で心が折れかけました。過去に「断食」にチャレンジした際も、この時間帯で心が折れていました。

 
「いや、今度こそは絶対達成してやる!」

 
そう思い、部屋に籠(こも)ることにしました。

 
なぜなら、キッチン周りに行けば食材があるからです。外にいってもコンビニやスーパー、食べ物屋さんなどがあります。

 
お腹がすいているときに食べ物を見てしまうとほぼアウト。

「食べたい!」という本能にはなかなか勝てません。

 
また、テレビやネットも見ないようにしました。テレビやネットのCMには美味しそうな商品がたくさん出てくるからです。

昼過ぎに「断食の本」を発見(14時くらい)

部屋を掃除していたら「断食の本」を発見しました。

おそらく、10年以上前に買った本です。

つまり、10年前から「断食」には興味はあったものの、今日まで実行できずにいたということ。なんとも情けない・・・

 
昔から断食には興味がありました。

「食後は眠くなってしまう。この時間がもったいない。食べなければ、もっと活動的でいられるのではないか?」

そんな疑問を持っていたからです。

 
10年の時を経て、改めて本を読むことに。

題名は「脳がよみがえる断食力(青春出版社)」で、著者は山田豊文さん。


 
著者の方は、プロ野球の落合博満選手に断食の指導をしたことがあるようです。(10年以上前の本なので、現在はもっと多くの著名人に指導していると思われます)

 
本を読んでみてわかったこと。

やはり断食は良いらしい。実際、落合選手以外の一流アスリートの中にも実践している人もいるらしい。

 
ただ、「水分だけをとる断食」はどうやら間違っているとのこと。「酵素」なるものの摂取が必要らしい。

 
でも、私は「酵素」はよくわからないので、間違っていることを承知で「水分だけをとる断食」をすることにしました。

夕方になってくると・・・(16時くらい)

夕方になってくると、全くおなかが減らなくなりました。

おそらく、体内に蓄えられたエネルギーを使いだしてくれた(?)のだと思います。事実はよくわかりませんが・・・

夜になってくると・・・(19時くらい)

夜になって、体がなんとなく軽いような気がしました。

そこで、体重計に乗ってみることに。

な、なんと!

体重が0.8kg減っている!

 
朝9時くらいに体重を測定して、夕方19時くらいに体重を再度測定。

つまり、10時間で0.8kg減。

この間に飲んだ水は約2リットル。

 
体に溜まっていた老廃物が出始めてくれた?これがデトックスなのか?

よくわかりませんが、体を軽く感じたことは事実です。

 
また、眠気も感じません。普段であれば、食後に眠気が襲ってきます。

恐るべし「断食」の効果。

またピンチに・・・(21時くらい)

「なんだ。断食って楽勝じゃん」

なんて余裕ぶっこいていたら、再びピンチに。

 
お腹が「ぐ~」と大きな音をたてて鳴りました。

学校の教室で座っていたらみんなが振り向くようなやつです。

 
そこまでお腹がすいているようには感じなかったのですが、「もしかして体が悲鳴を上げているのでは?」という危機感がありました。

 
ご飯を食べるべきか、食べざるべきか・・・

 
「いや、ここまできたなら明日の朝まで頑張ろう!」

そう思って水を飲むことに。

胃が満足してくれたのかどうかはわかりませんが、それ以来、音は鳴らなくなりました。

 
というか、このお腹の音を聞いたのはいつぶりだろう?

最近はあまり聞かなかったような気がします。ということは、普段はきっと食べ過ぎということ。実際、太ってますし。

これからは、食にもっと気を付けようと思いました。

眠気がやってくる・・・(24時くらい)

24時くらいに眠気がやってきました。

「お腹がすいて寝れないのではないか?」という不安もありましたが、杞憂(きゆう)だったようです。

ベッドに入って目を閉じたら普通に寝れました。

トイレで目を覚ます(3時くらい)

物凄くトイレに行きたくなり、目を覚ましました。

おそらく、水をガブガブ飲んだせいです。

普段は、夜トイレに行くことは滅多にありません。

寝る前はあまり水を飲んではいけないようです。(当たり前のことですが・・・)

でも、その後はすぐに寝れました。

次の日の朝・・・(7時くらい)

朝起きると、体が物凄くラクなことに気付きました。

体が軽い。

そこで、体重計に乗ってみると

な、なんと。

2kg減!

たった1日で。

 
2kgも減ってれば、そりゃ体も軽く感じるわけです。

 
しかもお腹がすく気配もない。

「もう1日続けようか・・・」

そうも思いましたが、断食素人の私が長期間やるのはおそらく危険。そう判断し、今回は1日でやめることにしました。

久しぶりのご飯

久しぶりにご飯を食べることに。

いきなりガッツリと食べると体に大きな負担がかかるようです。

そこで、コーンスープとコーンフレークをゆっくり一口ずつ味わって食べることに。(今思うと、コーンばっか。見た目は全然違うので気付きませんでした。)

 
ビックリしたのが匂いに対してかなり敏感になっていること。

コーンフレークを食べようとした瞬間、鼻から脳に衝撃を受けるような感じがしました。

いつも食べてるコーンフレークと匂いが全然違う。濃厚なにおいというかなんというか。

味もいつもよりも断然美味しく感じる。

「これが五感が鋭くなるってやつか・・・」

1日断食をやってわかったこと

1日断食をやってみてわかったことをまとめます。

体が軽くなる

1日の断食で2kgも減りました。(普通は1kgくらいらしい)

ただ、こんな短期間に脂肪が燃焼するとは思えないので、体の中の老廃物などが排出されたのではないかと推察されます。

2kgも違えばそりゃ体も軽く感じますよね・・・

1日を長く使える

今回感じた1番のメリットは「1日を長く使えること」です。

なぜなら、ご飯を食べなくていいから。

 
ご飯を食べるのは大好きなのですが、その一方で「ご飯の時間ってもったいないよな・・・」といつも思っていました。

準備(買い出し含む)、食べる、片付け、だけでも結構かかるし、そのうえ、食後の眠気に襲われる場合もある。

外に食べに行くにしても、そこまでの移動時間が結構かかる。

 
朝、昼、晩合わせれば、食事だけで毎日3時間以上はとられている気がします。

 
実際、この1日断食をやった日は、部屋を片付けたり、本を読んだり、仕事をしたりと色んなことができました。

ご飯を食べていないので、食後の眠気もこない。

充実した1日を過ごすことができました。

デトックス効果?

あと、トイレの回数が多くなりました。

水しか飲んでないからでしょうか。

2時間に1回くらい。

 
飲んだ水の量は3ℓくらいです。冬にこれだけ水を飲むことはありません。

 
でも、飲んだ水が体の中を通って排出されていくと思うと、なんとなくデトックス効果(?)があったような気がします。2kgも体重が減りましたし。

事実はよくわかりませんが、体全体がスッキリしたのは確かです。

五感が鋭くなる

前評判通り、五感が鋭くなるのを感じました。

五感といっても、今回感じたのは「味覚」と「嗅覚」です。「視覚」もなんとなく。

 
とくに「嗅覚」。

普段食べているコーンフレークから、脳を揺さぶられるような匂いを感じました。嗅いだ瞬間、目の奥がグワッとなる感じです。獲物をねらう肉食動物のような目になるといった感じでしょうか。

これは衝撃的でした。文章ではなかなかお伝えできないので、興味のある方はぜひ実践してみてください。

頭が冴える

食後の眠気が来ないので、いつもよりも頭が冴えました。仕事がいつもより進みました。

気持ちが落ち着く

食欲を抑えていたせいか全体的に「欲」が抑えられた気がします。

昼過ぎくらいからは、なんだか気持ちが落ち着いていました。(テンションが下がっていたともいえますが・・・)

自分の内面と向き合えた気がします。心も体も。

思ってたよりしんどくない

一番しんどいのは昼前後。いつもはここでリタイヤしていました。

ですが、この昼をなんとか乗り切った後は、そこまでしんどく感じませんでした。

というより、夜くらいになると若干心地いいくらいでした。

自分に自信を持てるようになった

今までは挫折していたものを、今回初めて成功させることができました。

「やればできる!」

そんな自信を持つことができました。

多分、「食」に対する忍耐力もついたと思います。おそらくですが、これからは暴飲暴食はしなくなるはず。(と願っています)

トータルで考えると・・・

トータルで考えると「断食は良い!」(私個人の感想です)

 
実際、一流のアスリートや過去の偉人達もやっているようなので、やはりそれなりの効果があるのだと思います。

途中で挫折しないためには

とはいっても、断食がしんどいのは間違いありません。

とくに、初めての人にとって。

そこで、私が今回気付いた点や工夫した点をまとめたいと思います。

ご飯を見ない

断食を成功させる最大の秘訣は「ご飯を見ないこと」。

極限にお腹がすいた状態でご飯を見てしまったら、おそらくアウトです。

誘惑に負けてしまう可能性もありますし、「食べたいのに食べれない」はストレスでしかありません。体を健康にしようとしてるのに逆効果です。

断食の日は、ご飯が見えないところに籠ることをおススメします。テレビやネットも見ないことをおススメします。(おいしそうな料理のCMが流れてくるので)

ご飯に近づかない

もう一つ重要なことは「ご飯に近づかない」こと。

先述のように「嗅覚」がものすごく敏感になります。

ご飯が見えなくても、においが届く範囲に近づいてしまったら、これまたおそらくアウトです。

なるべく人と接しない

断食中はなるべく人と接しないことをおススメします。

人といっしょにいると、ご飯やお茶に誘われる機会がどうしても増えてしまいます。

「断食中なので・・・」と断るのもなんか微妙ですし、そもそも誘惑に負けてしまう可能性もあります。

お腹がすいたら水を飲むべし

お腹がすいてどうしようもなかったら、水を飲むことをおススメします。

結構効果あります。空腹感がなくなります。

ただ、断食には水すら飲めない(あるいは限度が決まっている)断食もあります。その場合は我慢するしかありません。おそらく、私にはムリですが・・・

最後は気合

最後は気合しかありません。

「絶対やってやる!」
「断食した後にどんな変化があるか見てみたい!」

など、強い思いを持つしかありません。

強制的にやる方法も

「自分1人じゃ絶対ムリ!」

そんな人は「断食専門塾」みたいなところに行くことをおススメします。

そこにいけば断食するしかありません。しかも、専門知識を持っている人が指導してくれるので、より安全に断食ができます。

断食の注意点

誤った断食を実践すると逆効果です。場合によっては命の危険も。

断食をやるのであれば、専門の人の指導を受ける。もしくは、しっかりと事前に調べてからやることをおススメします。

 
また、ダイエット目的だけのためにやるのはあまりおススメできません。

断食をすると、脂肪より筋肉が先に分解されてしまうようです。つまり、太りやすい体になってしまうということ。

断食直後は痩せても、しばらくすると、逆に太ってしまう可能性があります。

まとめ

断食は効果がありました。

「たった1日の断食でここまで自分が変わるのか」

といった感じです。(私個人の感想です。)

 
「最近疲れやすいな・・・」
「最近体が重いな・・・」
「自分を変えたい!」

そんな人におススメです。

物は試し。人生に一度くらいは経験してもいいのではないかと思います。

※ただし、危険な面もあるので、やるときには専門家の指導を受ける、自分で事前にしっかりと調べるなど、万全を期してチャレンジしてください。
 

 


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