コミュニケーションが苦手な人は、この3ステップを意識しよう!

コミュニケーションが苦手な人は、この3ステップを意識しよう!

コミュニケーションとは、

  • 自分の「意志や感情、知識」などを相手に伝えること
  • 相手の「意志や感情、知識」などを自分が受け取ること

です。

しかし、意志や感情は「心の内」に秘められたもの。

基本的に相手の「心の内」はわかりません。逆に、相手も自分の「心の内」はわかりません。

これがコミュニケーションを難しくする原因の1つです。
 

  • 自分の「心の内」を相手に伝えること
  • 相手の「心の内」を読み取ること

 
ができるようになれば、円滑にコミュニケーションできるようになります。

ですが!

 
これだけでは不十分です。

コミュニケーションをする「目的」があるはずです。目的を達成できないコミュニケーションでは意味がありません。
 

◆例えば、異性を映画に誘う場合


例えば、気になる異性を映画に誘う場合には、

あなたといっしょに映画に行きたい

と伝えるだけで、自分の「心の内」を相手に伝えることができます。

しかし、相手に「イヤ」と言われたら、そこで終了。

コミュニケーションはお互いとれています。でも、コミュニケーションの目的(2人で映画に行くこと)が達成できていない。これでは意味がありません。

 
相手と上手くコミュニケーションをとるためには

相手の心を自分に惹き寄せること

も重要です。

◆コミュニケーションの3ステップ

コミュニケーションの手順は次の3ステップがおススメです。

コミュニケーションの3ステップ

  1. 相手の「心の内」を読み取る
  2. 相手の心を自分に惹き寄せる
  3. 自分の「心の内」を相手に伝える

映画を誘う場合に限らず、仕事なども同じです。

仕事の場合は、いきなり自分の「心の内」を相手に伝えても、相手が指示通りに動いてくれる場合があります(立場の関係上)。

しかし、相手にはどんどんフラストレーションが溜まっていき、いつかしっぺ返しを食らうことになります。

仕事でも、上の3ステップで進めることをおススメします。

相手の「心の内」を読み取るには


相手の「心の内」を読み取るには、相手の「情報」を増やすしかありません。

相手の

  • 好きなこと、嫌いなこと
  • 得意なこと、苦手なこと
  • 普段の行動パターン

などの情報です。

すでに会話できる関係であれば、会話の中から、
まだ会話できない関係であれば、周りの人から、

情報を増やしていく必要があります。

 
相手の「心の内」を読み取れない状態で、コミュニケーションを取りに行くと高い確率で失敗します。まずは、相手の情報を増やすことをおススメします。

※ ただし、相手が嫌がることはNGです。ストーカー、セクハラ、パワハラなどと相手に思われた時点で、コミュニケーションをとることは不可能になります。

相手の心を自分に惹き寄せるには


芸能人のような人でもない限り、何もせずに相手の心を自分に惹き寄せることはできません。

ほとんどの場合、相手は自分に対して「好き」でも「嫌い」でもなく「無関心」です。(「相手が自分に興味を持ってくれている」と思うのは自意識過剰。)

相手の「心の内」を探りながら、意図的に相手の心を自分に惹き寄せる必要があります。

相手との接触回数を増やす

心理学者のロバート・ザイアンス氏によると「繰り返し接することで好意度や印象が高まる」とのこと。

つまり、相手との接触回数を増やすことで、相手の心を自分に惹き寄せることができます。

ただし!

 
接触時に悪印象を与えると逆効果です。近寄るだけでイヤがられてしまいます。

相手に悪印象を与えないためには、

  • 笑顔で明るく元気よく振舞う
  • 清潔感を出す

などの工夫が必要です。

相手にメリットを提示する

接触回数を増やすのには限界がありますし、好印象になったからといって、相手が何でもしてくれるわけではありません。

相手の心を惹きつけるには、「相手にメリットを提示すること」が重要です。基本的に人は損得勘定で動きます。

相手に

  • 得だ!
  • やらないと損する!

と思ってもらえるような情報を提示できなければ、相手の心は動きません。

自分の「心の内」を相手に伝える


相手の心を惹き付けることができたら、自分の「心の内」を相手に伝えるだけです。

◆例えば、コンサートに異性を誘う場合

例えば、コンサートに気になる異性を誘う場合。

相手の大好きな人物が出演して、かつ、なかなかチケットが手に入らないコンサートであれば、嫌われていない限り、高い確率で誘いに乗ってくれます。しかも、かなり印象UPです。

「あなたといっしょにコンサートに行きたい」と相手に伝えるだけ。勇気さえあれば、難しいことではありません。

◆「心の内」を伝えることが難しい場合もある

しかし、自分の「心の内」を相手に伝えることが難しい場合があります。

  • 相手に伝える情報が多い場合
  • 相手にとって聞き慣れない情報がある場合

などです。(仕事でよくあるパターンです。)
 

この場合は、「題名→要約→細かい内容」の順番で説明することがおススメです。

  • 相手に全体像を掴ませる
  • 興味を持たせる
  • 理解を促進させる

などの効果があります。
 

  • 題名は30文字以内
  • 要約は100文字以内

がおススメです。

題名は「相手の興味を惹くキーワード」を必ず入れるようにしてください。最後まで話を聞いてくれるようになります。

口頭で上手く伝える自信がなければ、事前にメモをしておき、読み上げることをおススメします。相手に自分の「心の内」を「正確に」伝えることが一番重要です。

まとめ

コミュニケーションが苦手な人は次の3ステップを意識してみてください。

コミュニケーションの3ステップ

  1. 相手の「心の内」を読み取る
  2. 相手の心を自分に惹き寄せる
  3. 自分の「心の内」を相手に伝える