子供と遊ぶときは全力で!その理由&おススメの遊び方
子供と遊ぶときは全力で!その理由&おススメの遊び方
コロナのせいで、幼稚園が休園に。
しかも、外出自粛。
基本的に毎日子供が家にいます。友達とも遊べませんし。
そのうえ、うちは一人っ子です。
つまり、子供の遊び相手は私と妻しかいません。
とはいうものの、私も妻も、仕事や家事があるので四六時中、子供の相手をするわけにもいきません。
家族全員にストレスが溜まりやすい状況になっています。
おそらく、似たような状況の方が、かなりの数いるのではないかと推察されます。
そんな状況ですが、1つ気付いたことがあります。
それは「子供と遊ぶときは全力で遊んだ方が良いこと」。
この記事では「その理由」と「子供と全力で遊ぶ秘訣」について紹介します。
中途半端に遊ぶと家族みんなにストレスが溜まる
中途半端に遊ぶと家族みんなにストレスが溜まることに気付きました。
例えば、私が子供と中途半端に遊んだ場合。
子供は当然満足しません。
その結果、子供の矛先は妻へと向かいます。
そうすると、妻にストレスが・・・。
妻もそんな気持ちで快く子供と遊ぶことはできないので、同じく中途半端に。
その結果、子供にストレスが溜まります。
ストレスは不思議なもので伝播していくんですよね。
子供 → 妻 → 私。
家族みんなにストレスが溜まる。
もう最悪です。
こんな状況を作ってしまった原因は、一番最初の「私が子供と中途半端に遊んでしまったこと」。
最初に子供を満足させておけば、このような悪循環にはならないはず。
そう思い、子供と全力で遊んでみると・・・
なんと、今までの重かった家の空気が、嘘のように軽くなりました。
子供のストレスも、妻のストレスも軽減されました。そして、私自身も。
子供と全力で遊ぶのは難しい?
子供は5才。それに対して私の年齢は36才。
普通に考えたら、幼児と30過ぎたオッサンが本気で遊ぶことは難しいように思えます。
子供にとって面白く感じることは、私にとっては面白くないし、逆もまた然り。
例えば、戦隊ごっこをやろうと言われても、私はすぐに飽きてしまいますし、逆に、私が麻雀やろうといったら、子供からしたら「はぁ?」って感じです。
30才差を埋めるのは、なかなか難しい。
その結果、子供と遊ぶときはなんとなく中途半端になってしまう・・・。
でも、中途半端に遊ぶと自分自身が面白くないんですよね。
同じく子供も。
「子供ともっと楽しく遊ぶ方法があるのではないだろうか?」
そう考え、色々と模索してみました。
その結果・・・
なんと山ほど出てきました。子供と楽しく遊ぶ方法が。
今までの自分は、視野が狭かったというか、固定概念に縛られていたというか。まあ、なんとも残念です。気付けただけマシ(?)かもしれませんが。
それ以来は、子供と遊ぶことが楽しくなりました。
子供もとても喜んでくれています。そして、妻も。
子供と全力で遊ぶ秘訣
私がこれまでに気付いた「子供と全力で遊ぶ秘訣」をいくつか紹介します。
例えば、絵本
例えば、絵本。
絵本は子供にとっては面白いかもしれませんが、大人にとっては少し物足りません。
5分もあれば、最後まで読めてしまいますし、何度も何度も読みたいとは思えません。
と考えていました。少し前までは。
でも、真剣に絵本と向き合ってみると、全くそんなことはないことに気付きました。
絵本は奥が深い
例えば、絵本には物凄い工夫がされています。
シンプルな文章。
シンプルな絵。
それだけで子供の心を惹きつけているわけです。
私のように、ごちゃごちゃと文章を書いているこの記事とは雲泥の差です。
シンプルなもので相手の心を惹きつける。
ビジネスにおいても、日常生活においても(例えば、恋愛など)、とても重要なことだと思います。
絵の配置、絵の配色。
学ぶべきことは山のようにあります。
何回読んでも飽きることはありません。むしろ、読めば読むほど作者の意図がわかり面白く感じるようになります。
話し方の練習ができる
話し方の練習もできます。
私はお世辞にも音読が上手いとは言えません。
むしろ、ものすごく下手です。子供の頃、学校の授業で先生に嫌味を言われるくらいのレベルです。(そのときは、ちょっと悲しかったのですが・・・)
でも、不思議なもので何回も読んでいるうちに少しずつ上達していくのが自分でもわかります。
とはいっても、テレビに出てくるような読み聞かせのプロの人達には遠く及びません。
プロの人達って本当にすごいんですよね。
色んなテクニックを駆使しています。
小さい声で話していたかと思えば、急に大きな声で話したり、テンポよく話していたかと思えば、急にゆっくり話したり。
強弱や緩急をうまく使いこなしています。
その話術で子供たちは絵本に惹き込まれていく。
これって、プレゼンで物凄く重要な技術ですよね。日常生活の会話の中でも応用できるかもしれません。
つまり、絵本で音読を練習することで、子供を楽しませることもできるし、自分の将来にも役立つ。
そのように考えると、自分自身も絵本を全力で楽しむことができます。
戦隊ごっこなどは・・・
戦隊ごっこも視点を変えれば楽しむことができます。
楽しむ方法は色々ありそうですが、私は「体を鍛える」ことにしています。
例えば、少し腰を落として中腰の状態で遊ぶようにしています。
簡易スクワット(空気椅子?)といったところでしょうか?
こういう遊びは、子供と視線を合わせて遊んだほうが、子供も喜んでくれます。
もちろん、しんどいのですが、運動不足解消になります。
少し広い場所であれば、子供が走り回れるので、子供の運動不足解消にもなります。
戦隊ごっこに限らず、ボール遊び、散歩などは、自分自身の運動不足解消、ストレス解消にもつながるのでおススメです。
テレビゲーム
個人的には、テレビゲームはかなりおススメです。
最近のゲームはよく作られていて、小さな子供でも楽しめるようにもなっているし、大人でも楽しめるようになっています。
操作自体は物凄く簡単だし、簡単にクリアできるようになっています。その一方でやりこみ要素のように少し難易度の高いものも準備されています。
メインは子供にやらせて、難しいところを親がサポートする。
このように遊ぶことで両者が楽しむことができます。
ただ、「子供にゲームをさせる」というと悪い印象を持たれる方もいるかもしれません。
しかしながら、それは偏見かと・・・。
ゲームはかなり頭を使います。とくに、小さい子供にとって。
大人にとっては当たり前のことも、子供にとっては初めてのこと。そんなことはいくらでもあります。
例えば、レースゲームであれば、十字キーの左ボタンを押せば、車は左に曲がります。
大人にとっては当たり前のことかもしれませんが、初めてゲームをやる子供にとってはなかなかハードルが高いことです。最初はそれすらなかなかできません。でも、やっているうちにできるようになります。
こんな簡単な操作でさえ、子供にとっては新たな気付きになります。
ゲームはもっともっと奥が深いので、子供はやればやるほど気付きが多くなっていきます。
ちなみに、最近子供がやっているゲームは「スーパーマリオギャラクシー2」というゲームです。(Wiiの少し昔のソフトです。)
このゲーム、個人的にはちょっと苦手です。3Dなので私のようなオッサンには操作が難しいんです。
でも、やっているうちに、少しずつ慣れていきます。私も子供も。
子供は、最初は全くできなかったんですが、やっていくうちに一人でクリアできるようになりました。
3Dゲームの良いところは、3D把握能力を鍛えられるところ。
3D把握能力は、将来いろんな場面で役に立ちます。
物を設計する場合もそうですし、スポーツをやるときにも役に立ちます。
たかがゲームかもしれませんが、実は、ゲームから学ぶことは山のようにあります。
もちろん、やりすぎNGです。目に負担をかけてしまうので、適度な休憩が必要です。
また、3Dゲームは人によっては船酔いのような症状が出ることがあるそうです。子供にやらせるときには体調を確認することも重要です。
子供も大人も楽しめるものを探してみよう!
子供も大人も楽しめるものは意外とあります。
最近、購入してよかったと思ったのは「ドミノ」と「ジェンガ」。
ドミノはパタパタと倒れていくやつです。
大人がやっても楽しめますし、子供も楽しめます。
ジェンガは積み立てられた木の棒を1本抜いて、上に重ねていくゲーム。
スリリングでこれまた、大人、子供関係なく楽しめます。
昔購入したもので、今も使えているものは、オセロ、トランプ、ウノ。
あと、組み立ててビー玉を転がす玩具も重宝しています。一時期、将棋の藤井棋士が幼少期にやっていたことで人気になっていました。
ただ、当時は品薄で入手できませんでした。そもそも、価格自体も高価ですし。
そんな理由で、私が購入したのは「KUMONのくみくみスロープ」という玩具。
価格はそこまで高くありませんし、子供も私も楽しめています。頭も結構使います。
あと、ちょっとマニアックですが、ルービックキューブもおススメです。子供でも頑張れば1面くらいは揃えられます。私は時間がかかりますが、全面揃えることができます。
こんな感じで子供でも大人でも楽しめるものは探せばいくらでもあります。
時間がなければ10分だけでも・・・
とはいっても、そもそも子供と遊ぶ時間がなかなか取れないんですよね・・・。
仕事や家事がありますし。
そんなときは10分だけでも子供と全力で遊ぶことをおススメします。
どんなに忙しくてもさすがに10分の時間は取れるはず。(というよりも、もし10分も子供と遊ぶ時間を取れない生活をしているようであれば、何かを変えた方がいいと思います。例えば、転職など。)
ただ、子供はある意味、モンスター(?)のようなもので、際限なく遊びたがります。
さすがにそれには付き合いきれません。
回数を決めると子供が満足しやすい
そこで、おススメなのが「回数」を決めること。
「あと3回やろうか」
などと提案すると子供も納得しやすくなります。
場合によっては、「イヤだ!もっと遊びたい!5回が良い」と駄々をこねられるかもしれません。
そんな状況を避けるためには、少々卑劣ですが、最初に回数を少なめに提案する方法があります。
例えば、最初に「あと2回やろう」と提案して、駄々をこねたら「わかった。じゃあ、あと3回にしよう」と提案し直すと、子供が納得しやすくなります。
まあ、ちょっとやり方がせこいですね・・・。でも、これは社会人相手でも使えるテクニックです。
ただ、多用するとバレてしまうので要注意。
まとめ
子供と遊ぶときは全力で遊ぶことをおススメします。
中途半端に遊んでも良いことはありません。
みんなにストレスが溜まるし、遊んでいる当事者(子供と自分)も面白くありません。
ある意味、時間のムダです。
一方で、全力で遊べば、自分も楽しいし、子供も楽しい。家族全体のストレスも緩和されます。
遊びに限らず、子供に勉強を教えるときにも同じことが言えます。
中途半端に教えると子供も嫌がりますし、自分も疲れてしまいます。
でも、自分が楽しみながら教えていると、子供もついてきてくれます。子供の学力もぐんぐん伸びていきます。
コロナのせいで、精神的にはなかなか辛いものがありますが、こんなときだからこそ楽しく過ごすことをおススメします。
今回の記事はここまでです。お読み頂きありがとうございました。
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