家族の悪口を絶対に言ってはいけない理由
家族の悪口を絶対に言ってはいけない理由
家族の悪口を言うのは絶対NGです。
なぜなら、自分が損するから。
家族も損します。誰も得しません。
もし、自分以外の家族が「家族の悪口」を言っている場合も、すぐにやめさせることをおススメします。例えば、パートナー(夫・妻)が親の悪口を言っている場合など。
ただ、「悪口を言う」ということは、「相当ストレスが溜まっている」ということでもあります。
悪口をやめさせるだけではなく、助けてあげることが大切です。
- 代わりに話を聞いてあげる
- 仲介役になってあげる
など。
取返しがつかないこと(離婚など)が起こった後では手遅れなので・・・。
この記事の内容を元に動画を作ってみました!よければこちらもご覧ください!
家族の悪口を言ってるのはあなた自身?それとも他の人?
家族の悪口を言ってるのはあなた自身でしょうか?それとも他の人でしょうか?
この記事の前半では「家族の悪口を言ってはいけない理由」を紹介しています。
あなた自身が悪口を言っている場合には、あなた自身に参考にして頂ければ幸いです。
そうでない場合(他の人が悪口を言っている場合)、この記事の内容が使えそうであれば、その人を説得する材料として使って頂ければ幸いです。(この記事の最後にシェアボタンがありますので、必要であればご利用下さい。)
家族の悪口にも色んなパターンがある
家族の悪口にも色んなパターンがあります。
例えば、
「夫」が「妻の悪口」を「夫の友達」に言う。
「妻」が「夫の悪口」を「妻の親」に言う。
など。
色んな人が登場するので、上の「相関図」を使って説明していきます。(人の顔みたいになってしまいました笑)
主な登場人物は7人。
- 夫
- 妻
- 夫の両親
- 妻の両親
- 夫の友達
- 妻の友達
- 子供
本来は、これ以外の人達も登場しますが、この記事では「この7人」に絞って考えていきます。
パートナー(夫・妻)の悪口を言うと・・・
例えば、パートナー(夫・妻)の悪口。
血もつながってないし、いっしょに生活をしたこともない。そんな人と結婚すれば、相手のイヤなところが見えてくるのは当たり前。
悪口を言いたくなる気持ちは十分理解できます。
ですが、第三者に悪口をいうと悲惨なことになります。
パートナーの悪口を「友達」に言った場合
パートナーの悪口を「友達」に言った場合。
その友達が既婚者であれば、ものすごく共感してくれると思います。そして、つい調子に乗って色んなことを話してしまう。
そのときは、自分も友達も楽しいし、スッキリするかもしれません。
でも、時間が経ったらどうなるか?
まずは、パートナーの評価が下がります。悪い面ばかりが伝わるので、パートナーの評価は最悪です。
しかも、こういった話はウケるのでどんどん広がっていきます。友達はその友達にも話すし、友達のパートナーにも話してしまいます。
「〇〇さんの旦那さん(奥さん)は最低らしいよ」
「へぇ~、ホント最低だね」
こんなうわさ話が、自分の知らないところでどんどん広がっていきます。しかも、尾ひれがついて。
悪口の厄介なところはそれで終わらないところです。うわさの矛先はパートナーだけでなく、自分にも向かってきます。
「なんでそんな人と結婚したんだろうね。可哀想に」
「ホントは悪いの〇〇さんじゃないの?」
「〇〇さんの旦那さん(奥さん)って可哀想だね・・・」
こんな感じで、いつの間にか自分までも見知らぬ人から心の中で笑われてしまいます。
他人の不幸話はウイルスのように広がっていきます。
原因は自分がパートナーの悪口を言ってしまったため。悪口を言うと、面白いし、スッキリするかもしれません。でも、その代償はとてもつもなく大きくなります。取返しはつきません。
パートナーの悪口を「自分の親」に言った場合
パートナーの悪口を「自分の親」に言った場合。
この場合も悲惨なことになります。
親は自分の味方。
「この婿(嫁)許すまじ」
強力な味方となってくれます。
ただ、自分の親とパートナーが出会う機会は少なくないはず。その度にピリピリとした雰囲気になってしまいます。
本来落ち着くはずの実家が戦場のようになる。
これも得策ではありません。
パートナーの悪口を「パートナーの親」に言った場合
稀に、パートナーの親(義母、義父)にパートナーの悪口を言ってしまう人がいますが、これも最悪です。
パートナーの親はパートナーの味方。
逆に自分が責められる、パートナー&パートナーの親との関係が悪化するなど、良いことはありません。
パートナーの悪口を「子供」に言った場合
子供がある程度理解できるようになってくると、子供にパートナーの悪口を言ってしまう人がいます。これも最悪です。
子供にとっては、親は2人しかいません。その2人ともが、かけがいのない存在。
大切な人から、もう一方の大切な人の悪口を聞かされる。どちらの味方になればいいか悩むことになります。子供の頭の中が混乱してしまいます。
ひたすら悪口を聞かされれば、子供の思考も徐々にそのように変わっていきます。家の中で不穏な空気が流れ始めます。とてもリラックスなどできなくなります。
パートナーの悪口を言っても得はなし
このように、パートナーを悪口を言っても誰も得しません。自分とパートナーの評価も下がるし、生活しづらくなるだけです。
パートナーの親(義父・義母)の悪口を言うと・・・
パートナーの親(義父・義母)の悪口。
これもよくあるパターンですよね・・・。
そもそも、パートナー(夫・妻)とですら上手くいかないことがあるのに、その親と仲良くしようという考え自体が間違っているのかもしれません。
ですが、パートナーの親の悪口を言うと、これまたやはり自分も家族も損することになります。
なぜかといえば、「パートナーの親への悪口」は「パートナーへの悪口」と同じだからです。
「パートナー」と「パートナーの親」は、同じ環境で長い期間過ごし、遺伝子も共有しています。つまり、似たもの同士。
実際には似てない場合もあるかもしれませんが、第三者からしたら「似ている」と捉えられてしまいます。
パートナーの親の悪口を言う
→パートナーの悪口を言ってるのと同じ
→いつの間にかご近所から笑われる対象に(自分もパートナーもパートナーの親も)
こんな感じで良いことはありません。
「自分の親」の悪口を誰かに言うと・・・
「自分の親」の悪口も当然NGです。
親との付き合いは自然と長くなるので、イヤなところも見えてしまいます。つい悪口を言いたくなるのかもしれません。
ですが、多くの場合、親の悪口は共感してもらえません。多くの人は、親に対して感謝の気持ち、尊敬の気持ちを持っているからです。
親の悪口を第三者に話しても、「親の悪口をいっちゃいかん!」とたしなめられるのがオチです。
そのように言われなくても「親の悪口をいうなんて最低・・・」なんて思われてしまいます。
そもそも、親と自分は似ています。親の悪いところは、たいてい自分にも当てはまります。親の悪口を言うということは、自分の悪口を言うようなもの。悲しくなるのでやめましょう。
「自分の子供」の悪口は言語道断
子供の悪口は言語道断です。
子供は自分の遺伝子を引き継いでいます。そして、自分が育てます。
子供がどのように育つかは、すべて親次第。子供の悪口を言うのはお門違い。自分が反省すべきです。
また、多くの場合、子供の悪口も共感してもらえません。自分と子供の評価を下げてしまうだけ。パートナーの評価も下がります。全くいいことなし。やめましょう。
家族の悪口にメリットなし
このように家族の悪口にはメリットはありません。悪口を言えば言うほど、自分と家族が悪い方向へと進んでしまいます。
家族の悪口を言う前に、当人同士で解決すべし
そもそも、家族の悪口を外部に持ち出すからおかしなことになります。
当人同士で解決すればいいだけのこと。
話す機会はいくらでもあるはずなので、話し合えばいいだけです。
悪口ではなく、アドバイスを求めるべし
とはいっても、関係が悪化し過ぎた場合や相手が頑固な場合は話し合いでは解決できないかもしれません。
その場合は、第三者に悪口を言うのではなく、アドバイスを求めることをおススメします。
「こんなときって、どうしてるの?」といった感じです。
アドバイスを求めた場合も、良からぬウワサが広がってしまうリスクはありますが、悪口に比べればマシなはず。(そんなに変わらないかもしれませんが・・・)
悪口は悪い方向にしか進んでいきませんが、アドバイスをもらうことができれば、前向きな解決策が見つかるかもしれません。
人に聞かなくてもネットで調べることもできます。
自分以外の家族が「家族の悪口」を言っている場合は・・・
厄介なのは、自分以外の家族が「家族の悪口」を言っている場合。
例えば、パートナーが、親や子供の悪口を言っている場合など。
知らぬ間に家族全員がご近所から笑われる対象になってしまいます。
すぐにやめさせることをおススメします。家族の悪口はデメリットが大きいことを伝えればきっとわかってくれるはず。(この記事を参考にして頂ければ幸いです。)
その家族を積極的に助けてあげよう!
ただ、悪口を我慢すると不満のはけ口がなくなり、ストレスが溜まってしまいます。
- 代わりに話を聞いてあげる
- 仲介役になる
などのフォローが必要です。
その家族の方も、家族の悪口なんて言いたくないはず。にもかかわらず言っている。おそらく、相当不満が溜まっているのだと推察されます。
その家族を積極的に助けてあげることをおススメします。取り返しのつかないことが起こる前に・・・。(例えば、離婚など。)
とくに、パートナーが自分の親の悪口を言っている場合は・・・
とくに、パートナーが自分の親の悪口を言っている場合。これが一番よくあるパターンかもしれません。
この場合は、自分が積極的に仲介役にならないと、おそらく一生解決しません。
「自分」の親と「自分」のパートナー。
両者をつないでいるのは「自分」です。
この両者の間に入るのはなかなか骨が折れますが、入らない限り、「自分自身」、「パートナー」、「自分の親」の三者間はギスギスしたままです。
まとめ
家族の悪口を言っても、自分も家族も得しません。悪口はやめましょう。
自分以外の家族が「家族の悪口」をいっている場合もすぐにやめさせましょう。(この記事の内容を参考にして頂ければ幸いです。「身近に、この記事を読ませたい人がいる」。そんなときはシェアボタンをご利用ください。→こちらから)
そもそも、悪口自体、あまり良いことにつながりません。
とはいっても、昨今の世の中(インターネット)を見ている限り、悪口がなくなることはなさそうです。それだけ悪口は魅力的といったところでしょうか。
ただし、悪口を言う場合は、それなりの覚悟が必要です。因果応報、たいてい自分に返ってきます。ご注意を。
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