人間関係の「板挟み」を解決してスッキリしよう!
人間関係の「板挟み」を解決してスッキリしよう!
人間関係の板挟みって厄介ですよね・・・。
色んな人が色んなことを勝手に言ってくる。
言われた側からしたら、たまったもんじゃありません。ストレスが溜まるだけ。板挟みは、百害あって一利なし。
板挟みなんて、さっさと解決してスッキリしましょう。
そもそも、板挟みって?
板挟みとは「対立する2人に挟まれて、身動きがとれなくなる」といった意味です。
登場人物は3人。
- 挟む人が2人
- 挟まれる人が1人
サンドイッチみたいな感じですね。
板挟みにあう人は「心の優しい人」
板挟みの厄介なところは「あちらを立てれば、こちらが立たず」状態になってしまうこと。
ですが、見方を変えれば両者の気持ちを汲んでいる「心の優しい人」ともいえます。
「心ない人」だったら、どちらか一方を容赦なく切り捨てます。相手が傷付くことなんて一切気にしません。
挟まれる人は、それができずに苦しんでいる。相手の気持ちを考えることができる。
心が優しいから人が集まってくる。いろいろ言う人も多くなってくる。
つまり、人柄が良いから、板挟みに合う。
人間的に素晴らしい人だからこそ、板挟みに合うんです。
心ない人は、板挟みに合わない代わりに、誰も近寄ってきません。(人望なし)
板挟みにあったときには、自分に自信を持つことをおススメします
ただし、八方美人は絶対NG
ただし、八方美人は絶対にNGです。両方に良い顔をしていると、両方に嫌われます。
「不倫」が分かりやすいかもしれません。
パートナーと不倫相手の両方に良い顔をしていたら、両方に捨てられます。それどころか関係者からも嫌われてしまいます。
板挟みを解決したければ、戦うしかない!
板挟みを解決したければ、戦うしかありません。
戦わずにじっとしていても、いつかは必ず嫌われます。そのうえ、色々と言われたい放題です。
ただ、戦うといっても、ケンカする訳ではありません。
ここでの戦うとは「自分の意志を相手に伝えること」です。
板挟みになる原因は、「どっちつかずの態度をとっているから」。
「YES」「NO」をはっきり言えば(どちら側につくかを決めれば)、板挟みが起こることはありません。
例えば、「YES」と言えば、「YES」側の人が味方になり、「No」側の人が敵になります。
つまり、2対1の関係。この時点で、板挟みから脱出できます。しかも、人数的にはこちらの方が有利です。
敵を作らないために
ただ、この方法では「敵」が生まれてしまいます。
敵を作っても良いことはありません。可能な限り避ける必要があります。(そもそも、敵対している二者間に挟まれた時点で「敵」が生まれる可能性が非常に高いんですが・・・)
「YES」側につく場合は・・・
「YES」側につくのであれば、「No」側へのフォローが重要です。
いきなり相手に「No!」といえば、十中八九相手は怒ります。
おススメなのは、最初に「感謝の気持ち」を伝えること。
例えば、「貴重なアドバイスをありがとうございました。たいへん参考になりました。」などです。言われた方は悪い気がしません。
また、「相手が納得できる理由」も伝えることも重要です。
- 感謝の気持ち
- 相手が納得できる理由
この2つを相手に伝えることで、「敵」になる確率を下げることができます。上手くいけば「味方」になってくれる可能性もあります。
失敗したら仕方ない
ただし、百発百中説得が成功するわけではありません。そのときはあきらめるしかありません。つまり、敵が1人生まれてしまいます。
ですが、優柔不断な態度をとっていると、敵が2人に増えてしまいます。
自分がリーダーになる方法もある
「敵なんて作りたくない。平和に生きていきたい」
そのような人もいると思います。たしかに、それが理想。
しかし、実現のハードルが高くなります。もし、簡単に実現できるのであれば、この世に戦争なんて存在しません・・・。
この理想を実現する方法の1つは、「3人の中でリーダー的存在になること」。
3人が納得する案を考えて、全員を同じ方向に進ませる。そんな方法です。
当然、難易度が高くなります。たいていの場合、挟んでくる相手は自分より上位者(例えば、会社の上司など)。
上位者を差し置いて、自分がリーダーの役割を果たす。簡単なことではありません。
3人が納得するメリットを見つけるべし
「3人が納得するメリット」さえ見つけることができれば、希望が生まれます。メリットのあることに対しては「No」と言わないからです。
もし、見つからないようであれば、誰かが納得できない結果になります。つまり、敵が生まれてしまいます。
両者を直接話し合わす方法もあるけれど・・・
敵対している両者を直接話し合わせる方法もあります。
そもそも、二者間で話し合えばいいのに、そこに割って入ってしまうからややこしいことに。
ただ、たいていの場合、二者は仲が悪いことが多い。
お互いに直接言い合うのは面倒くさい。だから、「言いやすい人」にいってしまう。甘えているだけともいえます。
こんな茶番に付き合うだけ損なのですが、見方を変えれば「頼られている」ともいえます。
それを無下にしてしまうと、両者からの信頼を失うことになります。
第三者に助けてもらう方法もあるが・・・
第三者に助けてもらう方法もあります。この方法は上手くいく場合もありますが、リスクもあります。
第三者は、板挟みになっている背景を完璧に理解することはできません。
例えば、街中でケンカしている人達を見ると、「ケンカなんてしなきゃいいのに。バカだな」。そう思うかもしれません。
しかし、本人達はプライドを守るために真剣にケンカしています。
板挟みの状態も同じです。第三者からみたら、「板挟みなんてたいしたことないだろ。さっさとなんとかしろよ」。このくらいのイメージでしか見てもらえません。(実際たいしたことないときもありますが・・・)
つまり、当事者達の背景などは気にせずに、無理やり問題を解決しにきます。おそらく、表面上の問題は解決できるのですが、本質的な問題(敵が生まれてしまうなど)は解決することができません。
このように、第三者に頼ることはリスクがあります。
まずは自分でなんとかしてみる。それでもうまくいきそうになかったら第三者に頼る。このような手順がおススメです。
まとめ
もし、板挟みに合ったら「いざ出陣!」と心の中で思うことをおススメします。
どっちつかずの態度をとっている限り、永遠に板挟みから抜け出せません。
敵を生み出したくなければ、自分がリーダー的存在になり、挟む2人を引っ張ることをおススメします。
何もしなければ、いつまでも板挟み状態です。行動すること。これが一番重要です。
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