おススメの勉強法を3つに絞ってみました!
おススメの勉強法を3つに絞ってみました!
好感度No.1の芸能人でも、その人のことを嫌いな人は必ず存在します。勉強法も同じで、どんなに優れた勉強法であっても、その勉強法が合わない場合があります。
世の中には数多くの勉強法が存在します。おそらく、それらはすべて正しいのですが、それがあなたに合った勉強法かどうかは別の話です。
そこで、多くの人に合うであろう勉強法を3つピックアップしました。もちろん、これらの勉強法が合わない人もいると思います。その場合は書店に行ってみてください。勉強法の本は山ほどあります。
ただし、「あれもこれも」とやっていると、逆に効率が悪くなります。「この方法はいいな」と思うものを3つ程度選んで実践することをおススメします。
おススメの3つの勉強法
- 「短めの期限」と「具体的なゴール」を設定する
- 知っている知識に結びつける
- アウトプットしながら、ひたすら繰り返す
「短めの期限」と「具体的なゴール」を設定する
「短めの期限」と「具体的なゴール」を設定することでやる気や集中力を高めることができます。
◆短めの期限を設定する
例えば、1ヵ月後に英単語のテストがある場合、いまいちやる気が起こりません。(不合格者は追試という条件がついていたとしても)
逆に、今から30分後に英単語のテストがあり、不合格者は追試だとしたら、俄然やる気が出てきます。
このように、「短めの期限」を設定することでやる気を高めることができます。
ただし、期限が短すぎると短距離走のように一気に集中力を使い果たしてしまうため、スタミナが持ちません。制限時間は15分~30分程度がおススメです。同じことを続けると飽きてしまうので、英語→数学→理科→英語→数学のように毎回教科を変えると効果的です。
疲れたら5分程度の小休憩を入れます。休憩も時間を測るのがポイントです。ダラダラと時間が過ぎるのを防いでくれます。ただし、休憩中にテレビやスマホ、ゲーム、漫画などは厳禁です。勉強に戻ることができなくなります。仮眠をするか、ストレッチをするか、トイレにいくか、飲み物を飲む程度の休憩にしておきましょう。
◆具体的なゴールを設定する
例えば、「今から英単語を覚えよう!」と思っても、これだけでは「どうやって覚えようか?」「何個覚えたらいいんだろう?」など、やることがいまいちイメージできません。
英単語を覚えるのであれば、「今から15分で、英単語30個をノートに10回ずつ書いて覚える」と決めておくと、迷いがなくなり、作業に集中することができます。
できる限り「具体的なゴール」を設定してみてください。
知っている知識に結びつける
「知っている知識に結びつける」と効率良く覚えることができます。聞いたことも見たこともないようなことを覚えるのは、かなりの労力を要します。
例えば、9桁の数字「262889810」を覚えてみてください。1ヵ月後にも覚えている自信がありますか?多くの人は難しいと感じると思います。
では、「語呂(ゴロ)」を利用したらどうでしょうか。「262889810」を「風呂に早く入れ(ふろにはやくはいれ)」というように覚えれば一瞬で覚えることができますし、1ヵ月後でも思い出せる可能性があります。
「262889810」は初めて見る数字ですが、「風呂に早く入れ」という言葉は知っています。
このように、知っている知識に結びつけると覚えやすくなります。
◆「基礎(知っている知識)」に結びつける
受験勉強で覚える知識は、基本的に初めて見るものばかりです。つまり、普通に覚えていたら、ひたすら「262889810」の数字を覚えるようなものです。これはたいへんですし、何より全然面白くありません。
ここで、「知っている知識に結びつけること」が役立ちます。簡単な例ですが、1桁の足し算(3+5=8 など)ができるようになると、2桁の足し算(26+35=61 など)ができるようになります。これは、「1桁の足し算」という基礎に結び付けることができたからです。
もう少し難しい例でいくと、数学の「1次関数」をマスターすれば、「2次関数」の理解も早くなります。「2次関数」をマスターすれば、「3次関数」の理解も早くなります。
このように、基礎に関連付けていくことで、応用の知識を身につけやすくなります。
まずは「基礎を徹底的に身につける」ことを意識してみてください。
アウトプットしながら、ひたすら繰り返す
基礎を覚えるにしても、初めて見るようなものが必ず出てきます。その場合は「ひたすら繰り返して覚える」しかありません。
1回で覚えることができる人はほとんどいません。1回でダメなら2回、2回でダメなら3回と増やしてみてください。回数を増やすごとに知識が定着していきます。
◆アウトプットした方が知識が定着しやすい
ここでのアウトプットとは「声に出したり」、「書いたり」するという意味です。アウトプットすることで知識が定着しやすくなります。
例えば、カラオケでお気に入りの曲を歌おうと思った場合、その曲を聞いているだけのときよりも、実際に自分で口ずさんだときの方が、歌詞が頭の中に入ってきます。
勉強も同じで「声に出したり」、「書いたり」することで覚えやすくなります。
◆暗記が苦手な人ほど知識が定着する
暗記が苦手と逃げてはいけません。苦手ならば人よりも回数を繰り返せば良いだけのことです。
それに、暗記が苦手な人ほど知識が定着します。苦労して覚えると印象が強くなり、忘れにくくなるからです。それに、何回も繰り返したという自信もつきます。
繰り返せば必ず覚えることができます。あきらめずに何回も繰り返して覚えましょう。
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