勉強はメチャメチャ面白い!「つまらない」なんて言わないで

勉強はメチャメチャ面白い!「つまらない」なんて言わないで


 
勉強なんてつまらない・・・
勉強なんてやりたくない・・・

そんなこと言わないでください!勉強は本来、メチャメチャ面白いんです!

 

「勉強」も「遊び」もそんなに変わりません。

それに、勉強するメリットはたくさんあります。ポジティブな気持ちで取り組んだ方が絶対に得です。成績も伸びますし。

 
この記事では

  • 勉強が面白い理由
  • 勉強するメリット
  • 勉強がつまらなくなる原因
  • 勉強を面白くする方法

について紹介します。
 


関連動画(短時間でご覧頂けるように早送り編集をしています。1分30秒くらいの短い動画です。)

勉強のやる気が出ない。そんなときに見て欲しい動画

→動画(YouTube)で見る


勉強が面白い理由

「面白い」って感じるのはどんなとき?

日常生活のなかで、「面白い」って感じるときはどんなときですか?

  • 映画やテレビ、ネットなどを見ているとき
  • スポーツでライバルに勝ったとき

などでしょうか?他にもいろいろあると思います。

 
ただ、この2つであれば、勉強でも「同程度の面白さ」を引き出すことができます。

人間には「知識欲」がある

映画やテレビ、ネットを面白く感じるのは、「新しいことを知りたい!」という「知識欲」があるから。

もし、事前に映画の内容を知ってしまったら(新しさがなくなってしまったら)、映画を見る面白みはガクッと減ってしまいます。

このように、人は本能的に「新しいこと」に対して強い興味を持ちます。

例えば、新商品が発売されたとき

商品が出た!」と聞くと

えっ!?どんな商品!?

と、つい気になってしまいます。

例えば、「新元号」が発表されたとき

最近の例だと「元号」が発表されたとき。

「元号」なんて、日常生活ではそこまで気になりませんし、変わったところで大きな支障が出るわけではありません。

ですが、「」というキーワードがつくと、「新しい元号はなんだろう?」つい気になってしまいます。

これは、「新しいものを知りたい!」という「知識欲」があるからです。

勉強は「知識欲」を満たしてくれる

勉強する」ということは、「新しいことを知る」ということです。

つまり、勉強は「知識欲」を満たしてくれます。本来はメチャメチャ面白いものです。

勉強の面白さは、映画やテレビ、ネットに見劣りしません。

 
世の中の研究者を見て下さい。寝食を忘れてひたすら研究(勉強)してます。理由は、単純に面白いから。

 
ですが、一方で勉強を面白く感じない人もいます。その理由については、後述の「勉強がつまらなくなる原因」のところで説明します。

「爽快感」を味わうことができる

勉強が面白いもう1つの理由が「爽快感」を味わえること。

例えば、クイズ番組

クイズ番組などで、悩んだ末に問題が解けた場合には「やった!解けた!」という「爽快感」を味わうことができます。少しテンションが上がります。

例えば、数学

数学も同じです。難しい問題が解けたときに「爽快感」を味わうことができます。

悩んで悩んで悩んだ末に、問題が解ける。そのときの「爽快感」は格別です。

 
数学が得意な人」は、この感覚を知っています。だから数学をどんどん勉強します。そして、どんどん数学が得意になっていきます。

スポーツの爽快感に匹敵する

スポーツでライバルに勝てたときには「よし!やった!勝てた!」といった爽快感を得ることができます。

勉強も同じようなものです。できるかどうかわかならないものが「できた」ときの爽快感はスポーツにも見劣りしません。

本来、勉強はメチャメチャ面白い

このように、本来は勉強はメチャメチャ面白いんです。

面白さは、映画やテレビ、ネットに見劣りしませんし、爽快感はスポーツに匹敵します。

 
勉強の面白さに気付くことができれば、勉強に対してポジティブに取り組めるようになります。

冗談抜きで本当にに面白いんです。騙されたと思って1度そういう目で勉強を見てあげてください。きっと勉強のことを好きになれます。

勉強するメリット


勉強するメリットを列挙します。

  • 勉強自体が面白い
  • 世界が広がる
  • 視野が広がる
  • 旅行が楽しくなる
  • 成長できる
  • 自分に自信がつく
  • 仕事が楽しくなる
  • お金が増える
  • 友達が増える
  • 異性にモテる
  • 毎日が楽しくなる

勉強は面白いうえに、メリットがこんなに沢山あります。

しかし、積極的に勉強する人はそんなに多くありません。それには「原因」があります。

勉強がつまらなくなる原因

強制的にやらされる

今の日本では、「強制的」に勉強をさせられます。学校は「刑務所」みたいなものです。

決まった時間に登校して、休憩して、ご飯を食べて、帰宅する。

しかも、授業中に自由は全くなし。つまらない授業をひたすら聴かされ、私語は禁止、立つことも許されない。

言われることは

  • ここ覚えとけ
  • いつまでにやっとけ
  • 点数を取れ

こんな状況で勉強を好きになれるはずがありません。

無意識に「反発心」が生まれる

強制的」にやらされると、無意識に「反発心」が生まれてしまいます。

例えば、めちゃくちゃ面白そうな映画があっても、誰かから「いついつまでに必ず見とけよ!」なんて命令されたら、見る気が一気に失せてしまいます。

 
このように、強制的に「やれ!」と言われると、「やりたくない!」という気持ちが芽生えてしまいます。勉強はまさにこの状態です。

学習内容がつまらない

学習内容がつまらないこと」も、勉強をつまらなくする原因の1つです。

 
例えば、教科書を読んでも全然面白くありません。

ただし、教科書がつまならいのには理由があります。「意図的に面白い部分を省いているから」です。

教科書には、人類2,000年以上の知識が詰め込まれています。とても貴重で面白い教材です。

しかし、2,000年以上の知識を「薄い本1冊」にまとめると、内容がどうしても淡白になってしまいます。

例えば、「キングダム」と「教科書」を比較してみると・・・

キングダム」とは、古代中国の史実に基づいて描かれたマンガです。2020年現在で、単行本が50巻以上、発行部数は4,000万部以上の大人気マンガです。(実写化もされました。)

しかし、「キングダム」で描かれている古代中国史が、「教科書」に出てくるのは、ほんの数ページだけ。出てくるのは、人の名前や国の名前くらいです。

 
教科書は、「50巻以上」の内容を「数ページ」にギュッとまとめています。つまり、「面白いところをごっそり省いている」ということです。(省かないと、教科書が分厚くなってしまう。)

教科書などの教材は、本当は物凄く貴重で面白い内容だけど、内容が省略されすぎていて、面白さが伝わりにくくなっています。

学習内容を理解できない

勉強がつまらなくなる原因がもう1つあります。それは「学習内容を理解できない」場合です。

しかし、学校の授業を受けると、この状況に簡単に陥ってしまいます。

「集団授業」では「理解できない生徒」が出てしまう

学校の授業は「集団授業」です。集団授業とは、複数名の生徒に対して「先生1人」が教える授業のことです。

生徒の学力レベルには幅があります。学力レベルの高い生徒、低い生徒、いろいろな生徒がいます。

それに対して、先生は1人、教材は1つ。

 
つまり、学力幅があるのに、1つの水準で授業が行われます。

 
その水準よりも学力の低い生徒は、授業を理解することができません。

水準を下げれば、全員が理解できるのですが、それでは授業が簡単になり過ぎてしまうので、そもそも授業をする意味がありません。

 
先生にもよりますが、水準はちょうど真ん中くらいにすることが多いと思います。

つまり、約半数の生徒が、理解できないことになります。(集団授業の限界)

理解できない生徒」は勉強を面白く感じることはありません。

勉強を面白くする方法

「〇〇って面白い!」と声に出す

強制的」にやらされると、無意識に「反発心」が生まれてしまいます。

しかし、こんなよくわからない「反発心」に惑わされないでください。「他人に言われて反発する」ということは、他人に自分の心をコントロールされているようなものです。しかも、悪い方に。

「勉強をやれ!」と言われたら、一旦無視してください。

そのうえで、「〇〇って面白い!」と声に出してみてください。(例えば、「数学って面白い!」など)

声に出すことで、他人の言葉を遮ることができます。自分の頭で考えられるようになります。ポジティブな気持ちで勉強に取り組めるようになります。

削られた部分を復元する

教科書には、人類が2,000年以上かけて蓄えてきた知識の中で

これだけは絶対に外せない!

というものだけが載っています。

つまり、間違いなく貴重で面白い内容が載っています。

ところが、教科書は全く面白くありません。先述のように、面白い部分がごっそり削られているからです。

 
逆に考えると、「削られた部分を復元できれば、面白さも復元できる」ということです。

幸いなことに、現代はスマホなどで、「削られた部分」を簡単に調べることができます。

例えば、「織田信長」と調べれば、教科書に載っていないようなことがズラッと出てきます。(周りの人達との人間関係など)

 
調べるのには時間がかかりますが、単に教科書を丸暗記するより、調べることで記憶が定着しやすくなります。それに、勉強が楽しくなります。

 
教科書を丸暗記することほどムダな勉強はありません。受験は突破できるかもしれませんが、社会人になったときに、表面しか知らない薄っぺらい人間になってしまいます。社会人になってから苦労することになります。

 
そういった意味でも「削られた部分を復元して」勉強を楽しんだ方がお得です。結果、成績も伸びます。

自分に合った先生や教材を見つける

学校の「先生」や「教材」が、自分に合っていなければ、授業内容が理解できないので、勉強がつまらなくなってしまいます。

その場合は、学校の外に求めるしかありません。

つまり、塾やインターネット上から探す必要があります。

塾には無料体験があるところが多いので、いろんな塾を体験することをおススメします。金銭的に厳しいようであれば、オンライン授業がおススメです。比較的安価で授業を受けることができます。

授業内容がよくわからない・・・

そんなときは、自分に合った「先生」や「教材」を見つけてください。

見つけることができれば、各段に勉強が面白くなります。

ライバルと競う

スポーツもライバルと競うと面白いように、勉強もライバルと競うと面白くなります。

あいつには絶対負けたくない!

そんな相手を見つけてください。

切磋琢磨することで、2人とも成績が伸びるうえに、絆も強くなります。

本当に苦手なことはあきらめる

どの分野でも、勉強は面白いものです。ただ、人間には得手不得手があります。

苦手で苦手でどうしようもない

そんなときは、潔くあきらめましょう。

あきらめた代わりに、得意なことを頑張ればいいだけのことです。

自分が苦手なことは、得意な人に助けてもらう。
自分が得意なことで、苦手な人を助けてあげる。

このように支え合っていけばいいだけのことです。

 


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