トラブル解決の基本は、「自分の目」で確認すること

トラブル解決の基本は、「自分の目」で確認すること


 
手元に「宝くじ」が1枚あるとする。

 
この宝くじが「当たっているのか」「外れているのか」を確認するにはどうすればいいか―。

 
それは当然、「当選番号」を確認するしかない。

どんなに考えても真実はわからない。

推測の域を超えることはできない。

 
「宝くじ」と「当選番号」とを「自分の目」で確認する。

このことによって真実(当たり外れ)がわかる。

 
 
「何を当たり前のこと言ってるんだ」

そう思われた方もいると思います。

 
 
ですが、「トラブル」が発生したときはどうでしょうか?

「トラブル」を「自分の目」でしっかり確認できているでしょうか?
 

自分の目で確認しないと真実はわからない

「トラブル」も「宝くじ」と同じで、「自分の目」で確認するまでは真実はわかりません。

 
 
例えば、「Aさん」と「Bさん」がケンカしている場合。

 
「Aさん」の言い分を聞けば、「Aさん」に有利な情報が出てきます。

「Bさん」の言い分を聞けば、「Bさん」に有利な情報が出てきます。

 
つまり、真実の情報ではなく、偏った情報しか出てこない。

 
もし、こんなときにケンカ時の状況が「録画」されていれば、真相は一発でわかります。

 
まさに、百聞は一見に如かず。

このように、「自分の目」で確認することで真実に近づくことができます。

 
実際には、年がら年中「録画」なんてできませんので、「自分の目」で確認できないときもあります。

ですが、ケンカが起こった場所に自分の足で赴き、「自分の目」で確認する。両者に実際に会って、「自分の目」で相手を見ながら話を聞く。

このようにすることで、真実にぐっと近づくことができます。

人間関係トラブルに限らず・・・

人間関係トラブルだけでなく、製造トラブル、開発トラブルなどでも同じです。

 
「忙しいから」
「めんどくさいから」

こういった理由で、トラブルを「自分の目」で確認しない人は、根本的な原因を捉えることができずに、ひたすらトラブル対応に見舞われることになります。

 
もし、トラブルに遭遇してしまったら、「探偵」になった気分で「自分の目」で徹底的に現物確認をすることをおススメします。

人にあれこれ聞くよりも、早く正確にトラブルを解決できるようになります。

 
※ ただし、しつこすぎると周りの人に嫌われてしまう可能性があるのでご注意を。