人を責めるなら、それなりの覚悟を

人を責めるなら、それなりの覚悟を

責める」という言葉には、相手を非難する、相手を苦しめる、といった意味があります。

昨今のテレビやネットでの「人を責めたがる状況」に鑑みると、「人を責めたがること」は人間の性分だと思われます。相手を非難する、相手を苦しめることで、自分自身が満足する――。

いじめや差別がなくならないわけです。いじめや差別を非難する人自体もいじめや差別をする、という訳のわからない状況になっています。

「人を責める」のは、人間としての自然な行為。誰も咎めることはできません。

しかし、「責める」と「反撃されるリスク」があることを頭に入れておかないと痛い目に遭います。

人を責めるなら、それなりの覚悟が必要

攻撃すれば、当然、反撃されます。

攻撃した相手から反撃されるかもしれませんし、攻撃した相手の仲間から反撃されるかもしれません。因果応報、巡り巡って必ず自分に返ってきます。

人を責めるのであれば、自分に返ってくる。その覚悟が必要です。

必要以上に責めてしまう場合がある

「やれば、やり返される」

誰もが理解しています。そのため、「直接」相手を責める人はそんなにいません。

しかし、次のような状況では、タガが外れてしまうことがあります。

  • 権力を持ったとき(勘違いしてる場合も含む)
  • 集団の中に紛れ込んだとき

このような状況では、必要以上に相手を責めてしまうことがあります。その場合は、反撃も大きくなるので要注意です。

権力を持ったとき

権力を持った途端、人が変わる。よくある話です。

権力を持つと、周りの人が気を遣ってくれます。そのため、「自分自身」が偉くなったと勘違いしてしまいます。(実際は、会社名や役職に対して気を遣っているだけなのに・・・)

周りの人を「何でも言うことの聞く奴隷」だと勘違いし始めます。態度がどんどん横柄になっていき、必要以上に相手を責める。会社に勤めたことのある人であれば、1度は見たことのある光景ではないでしょうか?

当然、周りからの反感を買います。パワハラなどで訴えられて、職を失うかもしれません。やればやった分だけ必ず返ってきます。

権力を持った場合は、意図的に注意しないと、必要以上に相手を責めてしまいます。

権力を持っていると勘違いしているとき

権力を持っていると勘違いする場合もあります。

例えば、夫婦の関係。

男の方が偉い、女の方が偉い、なんてことはありません。しかし、結婚生活を続けていくうちに、どちらかが、または、両者がそう思いこんでしまう場合があります。

この場合も、必要以上に相手を責めてしまいます。

責めれば、直接反撃(離婚など)があるかもしれませんし、間接的な反撃(周りの人に悪い評判を流される、など)があるかもしれません。

この場合も要注意です。

集団に紛れ込んだとき

自分が集団に紛れ込むと、自分が特定されにくくなります。相手を責めても、反撃されにくくなります。

この場合は「人を責めたい!」という本能がむき出しになり、収拾がつかなくなってしまいます。SNSなどがいい例です。

しかし、この場合もいつか反撃されるので要注意です。

そもそも、ネットだったら匿名性があると思うのは大きな間違いです。詳しい人が本気で調べたら、簡単に本人を特定できます。あまりにもひどい中傷をした場合は、警察のお世話になることになります。そのことを知った周りの人達からも白い目で見られます。

特定されなくても、巡り巡っていつかは反撃されます。

非難を繰り返していると、非難するクセがついてしまいます。いつの間にか、人を責めるプロになってしまいます。

実物の相手に対しても責めるようになり、反撃を受けるようになります。

人を責める前に一呼吸を

  • 権力を持ったとき(勘違いしてる場合も含む)
  • 集団の中に紛れ込んだとき

このようなときは、必要以上に人を責めてしまいます。しかし、先述のように人を責めれば反撃が必ずきます。

人を責める前に一呼吸置くことをおススメします。

反撃を受けるだけの価値があるか

責める前に、反撃を受けるだけの価値があるか考えてみてください。

「責めることのメリット」と「反撃を受けることのデメリット」を天秤にかけてみてください。

「責めることのメリット」が大きければ、責めればいいと思いますし、「反撃を受けることのデメリット」が大きれば、責めない方が無難ということです。

事実かどうかを確認する

ネットなどではフェイクニュースがしばしば流れます。フェイクニュースを信じて、人を責めてしまった場合は、責めた人、責められた人、どちらも得しません。(得するのはフェイクニュースを流した本人のみ)

残念ながら、メディア関係ではない一般人には、フェイスニュースかどうかを見分けることはできません。しかし、責める前に「これ、本当かな?」と思うだけでも、責める気持ちを抑えることができます。(反撃の機会を減らすことができます。)

また、ケンカしている人がいる場合、片側から話を聞くと、偏った情報になるので、両者から話を聞くことも重要です。

まとめ

人を責めれば、反撃が必ずきます。

人を責めるのであれば、それなりの覚悟を持つことをおススメします。

  • 権力を持ったとき(勘違いしてる場合も含む)
  • 集団の中に紛れ込んだとき

これらの場合は、必要以上に相手を責めてしまう可能性があるので要注意です。責める前に一呼吸置くことをおススメします。