不登校の何がいけないの?「学校に行け」という前にやるべきこと

不登校の何がいけないの?「学校に行け」という前にやるべきこと

子供が不登校になってしまった-。

 
そんなとき親は不安になってしまうもの。

ですが、ちょっと待ってください。

 
不登校の何がいけないんでしょうか?

 
「学校に行くなんて当たり前でしょ」

 
もしそう考えているのであれば、すでに洗脳されています。

子供を「行き先のわからない船」に乗せてませんか?

「みんな学校に行ってるから」
「昔から学校に行くって決まってるから」

 
「だから、学校に行きなさい」

 
このような考え方は頭を使わないのでラクです。

しかし、これでは子供を「行き先のわからない船」に乗せているようなもの。

 
 
「どこに向かってるかわからないけど、みんな乗ってるから大丈夫だろう」

そんな感じです。

 
たいていの場合、小さい頃からこの「行き先のわからない船」に乗せられてしまいます。

 
子供からしたら「なんで学校行かなきゃいけないの?」「なんで勉強しなきゃいけないの?」

 
当然の疑問。

 
しかし、すでに洗脳されてしまった大人は「この船に乗らないと将来困るんだ」。そう言って、子供をその船に無理やり乗せる。

 
そうして、多くの子供が辿りつく場所は「社畜」。社畜とは「会社の家畜のこと」。

学校教育の辿り着く先のほとんどは「社畜」

何も疑わずに生きていると、社畜行きの船に知らず知らずのうちに乗せられてしまいます。「小学校→中学校→高校→大学→会社(社畜)」

会社に徹底的にこき使われる。場合によっては命を落とすこともある。

 
通勤時のサラリーマンの顔を見てください。たいてい、ドンヨリした顔をしてます。

 
「不登校はダメだ!学校に行きなさい!」。しかし、その先に待っているのは「社畜」。

 
自分の子供にこんなことを望んでいるんですか?

否、自分のやりたい仕事に就いて、もっと自由に楽しく生きてもらいたい。そう願うのが親ではないでしょうか。

学校に行かなくても大学には行ける

厄介なことに、大学の学歴が必要となる職業があるのは事実。その場合は高校認定(旧
:大検)を取得して、大学受験をすればいいだけ。

 
学校の先生よりもわかりやすい授業なんて、ネット上にゴロゴロあります。勉強するのに学校に行く必要はありません。

「学校に行け!」という前に・・・

もし、自分の子供が不登校になってしまった場合、いきなり「学校に行け!」というのはナンセンス。子供が納得するはずがありません。

 
まずは、将来どうしたいか、どうなりたいかを聞くのが先です。そして、それを達成するための道筋をいっしょに考えてあげてください。

 
その夢の実現に、学校が必要であれば学校に行けばいいし、必要でなければ行かなければいい。

 
学校が必要な場合、子供自身が学校の重要性を自覚できれば、一歩を踏み出しやすくなります。

それでも難しい場合は、転校させる、年度替わりまで学校を休ませるなどのサポートが必要です。

不登校なんて全く気にする必要なし

何度も言いますが「不登校」なんて全く気にする必要がありません。というより、気にする方がある意味異常。何かに洗脳されているとしか思えません。

 
世の中には色んな人がいます。それにも関わらず、1つの船にギュウギュウに詰め込んで輸送しようとする。

 
そんな船に乗りたくないと思う方が正常です。

 
しかし、少数派が異常と見なされてしまうのも事実。ですが、別の見方をすれば個性があるということ。つまり、他の人とは違った視点で物事を見ることのできる有望株です。

 
それに、学校に通っても社畜のようになってしまう人、犯罪に手を染めてしまう人、そんな人はいくらでもいます。つまり、学校に行くこと自体が重要ではないということ。

 
学校に行かせることよりも、まずやるべきは子供の将来設計を手伝ってあげること。

少し時間がかかるかもしれませんが、無理やり学校に行かせるよりは、親子ともに未来が明るくなります。

会社勤めでも「社畜」になってない人もいる

一つ補足をしておくと、学校に行って会社に勤めたからといって、必ずしも社畜になるわけではありません。

ここでいう社畜とは、エサ(給料)だけもらって自由もなく、会社にこき使われる人達のこと。

会社に勤めていても「社畜」にならない人がいます。

 
それは、「自分のやりたいこと」と「会社の方針」が一致している人。

この場合は、自分がやりたいように自由に仕事ができます。会社もバリバリ働いてくれるのでうれしい。自分も会社もwin-winの関係。

 
このような人達は、毎日の仕事が楽しくて仕方ありません。

 
学校に行く行かないよりも、まずは、このような職業(将来の夢)を見つけることの方がよっぽど重要です。

 
見つけることができれば、子供も自ずと前に進めるようになります。